分蜂。
おはようございます。令和7年5月9日担当、事務の黒田です。
立夏も過ぎて、日に日に気温の上がってくるこの時期、今年は特に多いな…と思うのがミツバチの分蜂のご相談です。
以前もネタにしましたが、とにかく見た目がアレなハチの集団が我が家の壁に!庭木に!!Σ(・□・;)と驚くのも致し方のないミツバチの分蜂。
刺激しなければまた勝手に何処かに消えてなくなるモノではありますが、とにかく見た目がアレ(二回目)。
しかしながらミツバチは、人類にとって大変な益虫です。
ミツバチの分蜂は、言ってしまえば引っ越し中の集団です。
数日のうちに居なくなる可能性が大きいので、差支えなければそっと見守ってあげてください。
そもそもハチミツやローヤルゼリーなど、栄養満点なモノを巣に貯め込むミツバチは、人目につきやすい場所に巣をかける習性はありません。
床下や天井裏などにひっそりと巣をかけ、数年に渡って巣を大きくしていきます。
こうなると駆除を行わないと、スズメバチの誘引や巣の落下による天井板の汚損など、二次被害の発生があります。
特にスズメバチの誘因は最悪で、実際に床下にミツバチの巣があるけど、危険性も無いからと放置されていたのですが、ある日突然ミツバチからスズメバチに住人が変わって、刺されてしまったという方もいらっしゃいました。
床下や天井裏の通気口の所に群がっていると、分蜂ではなく営巣の可能性があります。
この場合は市販の殺虫剤でハチを駆除しても、残った巣を処分しないと、前述の通り家屋へのダメージがあったり、スズメバチが来たりとなりますので、専門業者に撤去と、出入口部分の閉塞などを依頼される事をお勧めします。