日本の桜
令和4年4月30日土曜日です。
担当のラフマン シャイク マフズル です。
今日日本の桜について話したいとおもっています。桜は日本の代表的な花のひとつとして長い間親しまれてきました。たくさんの和歌や俳句にも読まれています。
平安時代の歌人紀友則は久方の光のどけさ春の日にしつ心なく花の散るらんと歌い日の光こんなにのどかに挿している春の日なのに どうして桜の花だけささっと散っていってしまうだろうとあわただしく散っていく桜をいとおしむ日本人の気持ちを表現しています。
桜の花の愛しともに生きた先人たちは桜に関する彩豊かな言葉を生み出してきました。
桜が満開で夜でも明るい様子を表す花明り水面に散った花びらが連なって流れる光景を筏に見立てた花筏などはその代表といえるでしょう。
桜が日本で愛されてきた理由に個よりも調和を重んじる日本人の国民性精神性も挙げられます。枝先に先あふれる一つ一つの花も美しですが 花が集まった桜の木全体の美しさにも目を向けたいものです。
宜しくお願いします。