大分ブログ

クマネズミ駆除!

おはようございます。

月曜日担当の小嶋です(笑)

最近は天井裏で大きな音で「走り回る!!」

「ドン!!」という音を聞いた等といった

問い合わせが多いです。

大抵の御客様は有害獣のイタチ等と

思われてる方も多いのですが 実は

ネズミといったケースも多いです。

1番厄介なネズミは【クマネズミ】です。

どのネズミよりも警戒心が強く手足の裏には

吸盤がある為、垂直な壁でも登ります。

また、綱渡り等が得意なため捕獲・駆除

するには とても手強いネズミです。

その手強いネズミ数頭が一般家屋に

侵入された現場ほど難しい現場はありません。

正直、一般で言うハツカネズミ(野ネズミ)で

あれば形跡のある箇所に殺鼠剤と粘着トラップを

配置すれば捕獲・駆除は早めに結果として表れ

終結する現場が殆どです。

こちらの御客様宅は設置して約1週間後の

モニタリングで計6頭を捕獲・駆除して

おります。 その後のヒアリングでは

「音がしなくなった」との事ですが念のために

3ヶ月間ほど駆除管理をさせて頂いてます。

ハツカネズミクマネズミほど

警戒心が無いからです。

それに比べてクマネズミは人縄に

いきません!!

普通に粘着トラップを避けて行動し、

好物だけを喫食します。

しかもむやみに粘着トラップを置いても

捕獲はほぼ難しいです。

我々もラットサインや周りの状況等を

見極めて設置しても捕獲は難しいです。

中にはおっとりした性格の個体等は

直ぐに駆除・捕獲に繋がるのですが

賢い個体はホンマ難しく、私も

苦労します。

広い天井裏でラットサインを見付け

数箇所にベイト剤を置き、粘着トラップを

設置します。

もちろんこの状態で駆除・捕獲できると

考えていません。

案の定、粘着トラップを綺麗に避けられ

好物だけを喫食されてました。

私はここからが本当の勝負にでます。

どの方向から近寄り、どの方向で喫食されたか。

どの位置のベイト剤がよく喫食されたか。

粘着トラップを設置した場所では捕獲不可

だった事。

その結果を踏まえ個体の動きを更に想定し

粘着トラップの位置変更や、誘い込む為に

わざと粘着トラップをおとりにしたりと

考えます。

そして飛び降りそうな位置に粘着トラップを

仕掛けます。

こちらの御客様宅では最後の1頭と思われる

賢いクマネズミを駆除・捕獲するのに

2ヶ月かかりました。

試行錯誤の連続でした。

その為、私はクマネズミ駆除・捕獲施工に

対しては最低3ヶ月駆除管理期間で

お話させて頂いております。

動物も生きるのに必死です。

その必死さに勝る執念でスタッフも駆除施工を

行っています。(笑)

動物との知恵比べには絶対 負けたくはありません!!

隊長こと小嶋でした。

投稿:kojima
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