特定外来生物~ツマアカスズメバチ~
こんにちは(^^)
日東防疫(株)大分オフィス内海です♪
先日大分市役所より情報提供の依頼がありました。
特定外来生物「ツマアカスズメバチ」についてです。
平成30年10月8日に大分市明野地区で約30センチのツマアカスズメバチの巣が確認されました。
その時は駆除業者(弊社ではありません)からの迅速な通報で早期に対応し、その後の調査でも周囲に分散した可能性は低いようです。
しかし、ツマアカスズメバチは高い繁殖力と分布拡大能力から一旦定着すれば根絶することは困難となるため侵入状況を監視し、早期発見、早期駆除することで定着前に根絶を図ることが極めて重要です。
↓ツマアカスズメバチ
なぜこんなに外来生物に注意しないといけないかご存知ですか?
外来生物とは、もともとその地域にいなかったが、人間の活動によって他の地域から入ってきた生き物のことです。
今回のツマアカスズメバチの例で言うと
ツマアカスズメバチの定着が確認されている釜山港(韓国)等との船舶の往来がある港湾等から入ってきたのではないかと言われています。
↓ツマアカスズメバチ
では外来生物がいると何が問題なのか?
①日本にもともと住んでいた生き物や植物への問題
もともとその地域に住んでいた生き物を食べたり、食べ物を奪うことでその地域に成立していた生態系のバランスを崩してしまう可能性がある。
②人間への問題
「刺されたり、咬まれること」や、その場所に存在しなかった他の地域の病気が持ち込まれるおそれがある。
③農業・林業・漁業への問題
畑の作物を食べてしまったり漁の対象となる魚を食べてしまう可能性がある。
(以上大分市特定外来生物より抜粋)
大分市で確認されている特定外来生物は
ツマアカスズメバチだけでなく、アライグマ、クリハラリス、オオクチバス、ブルーギルなどです。
⭐大分市からのお願い
大分市で特定外来生物を見つけたら、無理に捕獲したり移動させたりせずに大分市環境対策課に情報提供をしてください。
大分市環境対策課
電話 097-537-5758