カメムシ・テントウムシの駆除

春先から秋にかけて、カメムシやテントウムシが家屋内に侵入したり、建物の外壁に集まったりして、不快に感じたことはありませんか?
この時期は、旅館や飲食店などからの駆除依頼も急増します。
カメムシとテントウムシの生態、家屋侵入の理由、予防策、駆除方法について害虫駆除のプロとしての知識と駆除方法についてご説明します。
カメムシやてんとう虫の駆除は日東防疫にご相談ください。
目次
カメムシについて

カメムシは、その独特な悪臭から嫌われる害虫です。近年は温暖化の影響もあり、大量発生に関するニュースも増えています。
一般的なカメムシの生態と生活環
カメムシの活動は季節と密接に関連しており、どの時期に特に注意が必要かを理解する上で重要です。
春(4月~6月頃)
越冬から目覚めた成虫が活動を始め、交尾・産卵を行います。屋内で越冬していた個体が再び動き出す時期でもあり、侵入防止が重要です。
夏(7月頃~)
卵から孵化した幼虫が成長し、新たな成虫が出現します。主に屋外で活動し、食草を求めて行動します。
秋(9月~11月頃)
越冬場所を求めて活動が活発になり、建物への侵入が最も増える時期です。日当たりの良い壁などに集まりやすく、家屋内への侵入が多発します。
冬
成虫のまま、落ち葉の下や壁の隙間などで越冬します。一部は網戸や屋内で産卵するケースもあり、注意が必要です。
カメムシのメスは、食草の葉裏などに卵塊を産み付けますが、家屋の網戸などにも産卵することがあります 。
家屋への侵入を許し、屋内で孵化すると、悪臭や多数個体の発生といった被害が生じる可能性があります 。
特に秋の越冬行動が家屋侵入の主な引き金となるため、予防策はこの時期を見越して行うことが肝要です。
春の活動再開期も、屋内で越冬した個体が活動を始めるため、注意が必要です。
カメムシの侵入予防策とご自身できる駆除方法
- 窓や配管周りなどの隙間を、コーキングやテープ、防虫網などでしっかり塞ぎます
- 紫外線の少ないLED照明に変更して、虫の誘引を抑えます
- 洗濯物は取り込む前に確認し、庭もこまめに整備しましょう
- ハッカ油スプレーや市販の忌避剤も効果的です
- 室内で見つけた場合は、刺激せず静かに捕獲するのがポイントです
繁殖を防ぐためにも、秋からの対策が重要です。
カメムシの生態に熟知している日東防疫であれば侵入経路の特定やプロ仕様の薬剤による処理で、より確実な予防と駆除が期待できますのでお気軽にご相談ください。
テントウムシについて

日本には約200種のテントウムシが生息し、その多くは益虫として知られています。
しかし、ナミテントウのように家屋に侵入して悪臭やシミをもたらす種類や、テントウムシダマシのように作物を食害する害虫も存在します。
テントウムシの活動と被害
ナミテントウ(室内侵入):
秋になると、越冬のために家の壁に集まり、隙間から室内に侵入。刺激すると臭い体液を出すため、潰さずに対応が必要です
テントウムシダマシ(農作物被害):
ナスやジャガイモなどナス科植物を好み、葉や実を食害します。見た目が益虫のテントウムシに似ているため注意が必要です。
テントウムシの駆除と対策
- 室内侵入を防ぐには、カメムシ同様に隙間の封鎖と網戸の点検を行います
- 室内に侵入した場合は、掃除機で吸い取り、潰さずに処理します
- 園芸では、手での捕殺や防虫ネット、風通しの確保、農薬の適正使用が有効です
自力での対策が難しい場合や被害が広範囲に及ぶ場合は、てんとう虫の生態に熟知している日東防疫であれば侵入経路の特定やプロ仕様の薬剤による処理で、より確実な予防と駆除が期待できますのでお気軽にご相談ください。
また、再発防止に向けたアドバイスや定期管理の提案もしますので、長期的に安心してできる環境づくりにつながります。
駆除費用と駆除方法について
駆除費用は、被害の状況や建物の構造、薬剤を散布する範囲によって大きく変動いたします。
例えば、薬剤の散布範囲は、お庭全体に及ぶケースもあれば、特定の木一本や建物の一部だけの場合もあります。
極端な例では、カメムシが集中している窓枠1カ所のみといったご依頼もございます。
しかし、「被害が見える範囲が狭いから、駆除費用も安く済む」と一概には言えないのが、害虫駆除の難しい点です。
たとえ被害が窓枠一箇所に集中しているように見えても、建物の構造上、外壁全体や他の侵入経路候補にも予防的な薬剤処理が必要となる場合がございます。
根本的な原因を解決しなければ、すぐに再発してしまう可能性があるためです。
カメムシやテントウムシの駆除は、主にプロ仕様の薬剤散布によって行います。
市販の殺虫剤とは異なり、当社が使用する薬剤は、害虫の生態や建物の特性を考慮して選定されたものです。
即効性はもちろん、効果が長期間持続する「残効性」に優れた薬剤を使用することで、新たな侵入を予防する効果も期待できます。
日東防疫にお任せください。
害虫の生態を熟知したプロが、発生場所や侵入経路を的確に判断し、必要最小限の範囲に最も効果的な方法で薬剤を散布します。
周辺環境やご家族への安全性にも最大限配慮した施工を行いますので、ご安心ください。
被害の再発を防ぎ、安心して生活できる環境を取り戻すために、まずは専門家による診断をおすすめします。お見積もりは無料ですので、お気軽にご相談ください。













































