有害獣防除の推論とは…?
おはようございます!
私は、仕事がら駆除と言うカテゴリーの中で業務をしています。
今日から駆除についての推論を考えたいと思います。生き物相手の定義は当てはめるのは難しい?
それは、絶対と言う答えが無いかもしれないからなぁ…?
命題➡️推論➡️結論
推論の意味
あるいくつかの命題(前提)から、別の命題(結論)を導く事。
毎年、ご依頼件数が増加傾向にある有害獣(イタチ、テン、ハクビシン、アライグマ、アナグマなど)一般家庭や施設、工場などの被害が増加しています。
なぜ、人間の住む場所へ移住してくるのか…?なぜ、ここ近年増加傾向に在るのか?
今後の増加させない方法は在るのか?
この問題を全て答えるのは難しいと思いますが、プロ業者としては真剣に向き合って考える事が必要です。
殆どの業者さんはそこまで考えているのでしょうか?
私は、ふとした時に思って、お客様に聞かれて答えられのか考えました。
お客様からは、そんな突っ込んだ難しい質問は今までもありませんでしたが…!
私自信が疑問な所もあります。
人間は考えると飛躍する。その事に対しての、目的や目標の中での理解を行うと、経験や次なる行動が変わって行くと思います。
今日はこの項目をクリアーに近づけて行きます。
why なぜ、有害獣は増加傾向にあるのか?
防除や捕獲などのご依頼では、有害獣(イタチ、テン、アライグマ、ハクビシン、アナグマなど) 家屋侵入や農作物を荒らしたりと被害があります。。
生き物が増える為には、食べ物、水、生活環境などが整った場所でないと、そこでは生活しません。
何か1つでも足らない物があればそんなに依存性はないと思います。
ではなぜ、本来は警戒心も強い野生動物が人間の住む場所へ来るのか?
先ずはエサとなるもの…人間が出したゴミなど。
特にイタチは道路にある排水溝の中を行き来しながら、道路際に設置している、数あるゴミ置き場で、生ゴミを漁ったり、この温暖化で、昆虫類も増えているので主食として昆虫も食べています。
捕獲したイタチの胃の中を調べると、ネズミやゴキブリやクモ、ムカデ、木の実なども確認しています。
その他に、建物にも原因があります。
工務店さんや大工さんは動物が侵入してくることは殆ど頭にありません。何故なら本業は建物のを造る事です。
外観から見るとキレイに仕上げています。素人目で確認すると分かりづらく、我々が徹底的に調査をすると、思ってもいない所に侵入口が開いているケースが殆どです。
それが、我々駆除業者と感覚の違いです。
工務店さんや大工さんからのご依頼の時に、いつも言われるのは、このくらいの隙間で侵入するの?と言う感覚です。
増加傾向の理由はとにかく環境が整っていること!食べ物、住む場所(営巣場所など)が確保出来ている事が大きな要因だと思います。
自然界では天敵から狙われますが、人間界の家屋内などでは、殆ど天敵から身が守れて、それもまた、増加傾向になっていると感じます。逆に生態系も崩れて行く事があると思います。
今後、増加傾向を減少させる方法を考えますと、かなり難しい…?
例えば動物が侵入しない建築構造を見直す。(建築法)そして実施する。
エサとなるゴミ置き場の管理や地域一体となって防除対策を考え、対策を講じる。
やはり、何らかの努力無しでは難しく思います。分かっていても中々上手く行かず、あきらめるケースが多い。
相手は生き物ですから、計算通りには行きづらい事は当たり前ですが、とにかく、予算も掛かるので家屋内や被害場所へ入って来ないようにするのが先決です。
住みにくい環境にしてあげることが繁殖を減少させる方法の1つだと思います。
弊社では、生態系を崩さずに防除して、住み良い環境作りに貢献していきます。